【卓球戦術教室】馬龍 - 大島祐哉 5セット目 中国オープン2015準決勝

中国オープン2015準決勝、馬龍選手と大島祐哉選手との一戦です。

大島 3 2 11 4 馬龍
7 11
11 9
11 9
8 11
11 8
7 11

大接戦の末、馬龍選手が勝利しました。
ここでは、馬龍選手が11-8で王手とした5セット目を分析します。
 

スポンサードリンク




 

全体データ

サーブ以外全ての技術のデータです。
馬龍大島 5全
大島選手のチキータが減っています。序盤にチキータのミスをしてしまい、それ以降ミスを恐れて違うことをしてしまいました。また、フォアへの返球率が3割台に上がっています。馬龍選手は、チキータとバック半面の勝負を嫌がっていましたので、このセットの大島選手は相手の嫌がることができなかったと言えます。

馬龍のハンド別のデータ

馬龍大島 5馬
ドライブの失点が減っています。3,4セット目はサーブレシーブで劣勢になってしまったので、無理に打ちにいくしかありませんでした。しかしこのセットは大島選手のミスが目立ち、馬龍選手は無理なく打つようになっています。

教訓 貫く勇気

このセットの大島選手は、序盤にチキータでミスをしてしまい、それ以降チキータをやめてしまいました。ここまでチキータで10得点以上してきた得点源なのに、1度の失点でそれを手放してしまうのは非常にもったいないです。
僕は現在、中学生に卓球を教えているのですが、これをやってしまう選手は多いです。例えば、相手の苦手なフォアサイドの展開に持ち込んで点が取れていたのに、たまたま一度強打を決められただけで、相手の得意なバックサイドに逃げてしまい、逆転負けしてしまうというようなパターンがよくあります。ひとつの失点は気にせず、相手の弱点を突き続けることが重要です。逆に、どうしても自分の苦手なところを突かれている時に、なんとか頑張って強打で1点を取れば、相手はそれをやめてくれるかもしれません。1点の取り方を練習するといいでしょう。

 

次回 6セット目

6セット目は大島選手が11-8で取り、セットオールとなります。チキータは復活したのでしょうか。

6セット目

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です